ライトラッシュ：
ミシュランと共同開発のアウトソールは、山の中で出会う様々な路面をしっかりとキャッチしてくれています。体を頂上に向かって押し上げていく時も、目まぐるしく路面環境が変わるテクニカルな下りでも、高いグリップ力に安心して足元を任せられます。アッパーには強靭なケブラー繊維を使っているので足のホールド性が高く、シューズとの一体感があります。ケブラー繊維を使うことで260ｇ（27.0ｃｍ）という軽量を実現しているので、その軽さはレースでも強みとなりそうです。また、急な方向転換やバランスを崩しそうな場面でも、シューズとの一体感を活かしてクイックな反応ができる様に感じます。アッパーはメッシュ生地なので通気性に優れ、これからの暑い時期やシューズを濡らしてしまうシーンでも、シューズ内のコンディションを快適に保つことに役立ちそうです。今後もライトラッシュを履いて、様々な季節、天候、地質の中を走ってみたいと思います。

プロフィール：
Mountain Athlete 小寺教夫（こでらのりお）
三重県いなべ市在住。Asake Alpine Club 所属。高校時代から本格的に山岳競技を始め、三重県代表として国体山岳競技で６位入賞。現在は鈴鹿山脈をトレーニングフィールドに、冬はSki mountaineering、夏はSkyrunningで峰々を駆け巡っています。Ski mountaineeringでは2017/2018シーズンのワールドランキング29位（スプリント種目）。「Suzuka to the world!!」をテーマに掲げ、世界の山へ挑戦中。Blog「Suzuka to the world!!」
https://blog.goo.ne.jp/suzukaskimo