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2022年10月27日

今年の秋の鉄板コーデ KUSACO ver. by KUSACO

シダ植物の観察・勉強にもってこいのフィールドを見つけちゃいました。
この時期はほとんどの草木が枯れ始め、シダ植物に目をやりやすい時期ですね。

この一枚岩に、7種のシダ植物が着生していました。

まだ少し苦手意識があるので、この日はシダの図鑑だけを持ってやる気満々。
目に付いたシダを、ひたすら同定していきました。

花をつける被子植物と違い、シダ植物は花をつけず、胞子で増える。
見た目は華やかとは言えず、似通った形態のものがかなり多いのです。

似てますね…右の塊がツルデンダ、左下の塊がイワデンダ。

しかし、葉裏を見てみると十人十色。
胞子嚢群(ソーラス)の形は種によって様々ですし、
褐色や白色の毛のようなもの(鱗片という)が生えていたり。
シダを見つけたら、とにかく葉をめくってみてください。
おもしろい発見が、きっとありますよ。

ツルデンダのソーラス。
胞膜に覆われている。
乾燥や雨、虫などの外敵から保護する役割を持つ。


ひとつ失敬して、裏返してみた。
この黒い粒が胞子嚢。この中に、胞子がたくさん詰まっています。


イワトラノオを下から撮影。
芋虫のような形のソーラスですね。


クモノスシダ。
葉の先端が細くなり、つる状になる。
シダっぽくないですよね。


クジャクシダ。
孔雀の羽根を広げたような形が、名前の由来です。


ツルデンダ。
暗い沢沿いの岩壁に、たくさん生えていました。

このフィールドは、沢の徒歩や鬱蒼とした斜面を登る場面が多い。
そんな時のパンツは、ティフォンタフが心強いですね。

長靴の上から履けば、躊躇することなく沢に入ったり、滝の近くでも行動できますし、生地がしっかりしてるので擦れに強い。

ハードウェアでありながら、しなやかで動きやすい。
私にとっては、無くてはならないウェアのひとつです。

KUSACO的、秋の冒険鉄板コーデ2022はこれです!

上はワッフルウール+ウィンドプルーフインアンドアウト着用。

歩きは亀のようにゆっくりで、立ち止まることが多い。
加えて寒がりなので、体にフィットして柔らかな暖かさを感じられるワッフルウールシリーズが大のお気に入りです。
透湿性があり、汗による蒸れを逃がしてくれるので、快適です。

ティフォンタフウィンドプルーフも、かなり激しく使ってますが、生地がへこたれないので信頼感バツグン。
車に常備している優秀ウェアです。

ぜひ、チェックしてみてくださいね。


ホコリタケ(キツネノチャブクロ)を見つけると、つんつんせずにはいられない…


足元に現れたエゾアカガエル。
めんこい子と目が合った。

秋の散策は、なんだか気持ちが落ち着きます…。
空気が澄んでて美味しいですよね。

こちらは北の大地、北海道。
平地でも、もうそろそろ雪が降りそうです。

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