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2020年11月18日

晩秋と新雪の白馬周辺へ by 菊池哲男

季節外れの強い寒気が入り、北アルプスの高峰に再び雪が降った。
山麓は唐松の黄葉がまだ残っていて、三段紅葉の撮影が楽しむ。
翌日は、今月いっぱいで林道が閉鎖される白馬岳の登山口・猿倉へ。
狙いは小日向のコルに登って、一晩中星空と新雪の白馬三山を撮影すること。
天気は申し分なしの快晴。
 
今回、テントも持たず、着の身着のままで朝まで撮影するつもりだが、
そんな厳しい撮影を支えてくれる新しい装備をゲットしていた。
それは驚きの透湿性と伸縮性を兼ね備えた防水ダウンパンツ
これで雪の中でも安心して濡れを気にせずに撮影に没頭できる。
もちろん上半身もミレーダウンの重ね着だ。

 
夕日が鑓ヶ岳の左へ沈み、しだいに薄暮となる。
少しずつ明るい星が瞬き始め、やがて天の川が白馬三山から立ち上った。
早速、ダウンパンツをはいて撮影開始。
いつまでも眺めていても飽きることは無い星夜。時々流れ星が見える。
素晴らしい星空は一晩中続き、主役は秋の星座からオリオン座など冬の星座に変わっていた。

 
そして美しい朝焼け。
厳しい撮影になればなるほど装備の重要性が高まっていく。
そんな期待にしっかり応えてくれる日本の技術を極めたミレーのウェア。
これからもたくさん出番がありそうだ。

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