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2020年8月7日

『北海道大雪山の奥座敷トムラウシ山へ~そこはエゾナキウサギの楽園~』 by 佐藤圭


準絶滅危惧種エゾナキウサギ

豪雨被害により林道が崩壊し閉鎖されていたクチャンベツ登山道が数年ぶりに復旧した。
クチャンベツ登山道は、大雪山の奥座敷の重要拠点ヒサゴ沼までの最短ルートである。

そのルートを利用し、ヒサゴ沼、トムラウシ山を巡って来ました。

層雲峡を抜け、高原温泉へ抜ける林道から、ゲートを開き、クチャンベツ登山道へ向かう。
ゲートには鍵はかかっておらず、自分で開くことができる。

クチャンベツを出発し、1時間半ほどで沼の原の湿原に、たどり着く、ここは、珍しいナガバノモウセンゴケが群生している。
大沼にはテン場もあり、トムラウシ山が沼に映り込む絶景を楽しめる。

沼の原を抜け、長い樹林帯を抜けると、綺麗な清流を横目に、五色平の花畑が現れる、そして、五色岳へ。
五色の花に覆われているため五色岳と呼ばれているそうだが、もっともっと、花の種類がありました。
チシマノキンバイソウチシマフウロエゾコザクラが見事であった。

五色岳をすぎると、急な登りはなく、わりと平坦な道が続く、いよいよ、お楽しみの化雲平だ。
ここは、大雪山の奥座敷最大の花畑と言っても過言ではないだろう。
チングルマ、ホソバウルップソウは終わっていたが、可憐なチシマツガザクラや、クモマユキノシタの大群落に感動した。

満開のチシマツガザクラ


お花畑のエゾシマリス

花々に癒され、化雲岳を経由し、ヒサゴ沼に到着した。

距離は16kmほどで早朝に出発すると昼には到着するだろう。
トムラウシ温泉短縮コースからも16kmほどだが、標高をかなりあげるので、クチャンベツからのほうが、大幅にコースタイムは早い。

ヒサゴ沼まで来ると、ここを拠点に、エゾナキウサギの楽園ロックガーデンや北沼、南沼の動物たちを探しまわることが出来る。
夜には、ヒサゴ沼に映り込む星空を撮影し、夜明けにはトムラウシ山頂からの朝焼け、ご来光を拝む。
最高の絶景が広がる大雪山の奥座敷なのだ。
まさに、天国だ!

ブロッケン現象


ヒサゴ沼にて星空


トムラウシ山、山頂にて朝焼け


十勝岳連峰とトムラウシの影


大雪山固有種・エゾオヤマノエンドウの豆

一週間ほど、山に入っていたが、エゾナキウサギエゾシマリスノゴマギンザンマシコなどに出会えた、なかでも、ロックガーデンで出会っ3匹の子供のエゾナキウサギは、色々な花を食べていて可愛かった。
下山時の針広混交林では、シマエナガの家族にも出会うことができた。
疲れが一気に吹き飛んだ。

シマエナガの幼鳥

この旅で出会った野生動物、絶景の数々をお楽しみください。

佐藤圭

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